個人投資家が30万円を貯めて信用取引に挑戦したら1週間で退場した件について

絶望した。株式相場に絶望した。
今日の格言:信用取引こわい。
私は30万円で株を初めて、調子にのって信用取引に挑戦し
約一週間で30万円以上の損失を出しました。

信用取引とは、現金や株式を担保として証券会社からお金を借りて、株式を売買する取引です。
持っていない株を売ることが出来るので、暴落時にも利益を出すことが可能です。
なお、預けた担保の評価額の約3倍までの取引が可能なので、約3倍儲かる可能性があります。
同時に3倍損するリスクもありますが・・・・・・

そんな当たり前の事実を無視して、無謀な取引をした結果。
コツコツ積み上げてきた利益を一瞬でふっとばし投資資金を溶かしました。

利益が出た時は直ぐに利確できるのに、
損失が発生している時は神様に祈り、株価が上昇することを必死に祈祷します。
上がれ上がれ。今日こそは絶対に株価は回復する。間違いない。

人間って不思議です。
起こりもしない儚い希望にお金をかけて絶望します。

証券口座の残高が驚くほど減って目が冷めた。
私は投資家ではなく、投機家だった。

毎日、株価という数値を見て一喜一憂する姿は
ギャンブラーの姿と変わらない。

追証が発生して全身の毛穴から
汗が出ましたが、
もう株価をチェックしなくても良いという
不思議な安心感がありました。
株という魔物に脳内メモリーを奪われていたのは間違いないようです。
冷静さを失った投資家はこうして相場から
退場するのかと実感。

今後は、コツコツ投資信託を買って
長期投資に集中しようとお思います。
もし、自分が投資信託以外を購入したら叱って下さい。

信用取引こわい。